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【少女と殺し屋】レオン

レオン

舞台はニューヨーク。謎の組織に家族を殺され、一人生き逃れた12才の少女マチルダ。その少女を渋々助けた凄腕の殺し屋レオン。本来関わるはずのない少女と殺し屋という異質な関係が、これからの二人の運命を変えていくことに。 

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スタッフ・キャスト

監督:リュック・ベッソン

レオン:ジャン・レノ

チルダナタリー・ポートマン

謎の組織のボス:ゲイリー・オールドマン

 

あらすじ

麻薬絡みのトラブルで謎の組織に家族を殺され、生き逃れるために隣人に助けを求める12才の少女マチルダ。その隣人に部屋に入れてもらいなんとか助けてもらうマチルダだったが、なんとその隣人はレオンという名の殺し屋だった。

チルダは、まだ小さかったかわいい弟を殺した相手への復讐を決心し、殺しのスキルをレオンに教えてもらうかわりに身のまわりの世話をすることを提案する。そこから少女と殺し屋という、異質な共同生活が始まっていくことに……

 

暇人のおすすめポイント

この映画には名シーンや名ゼリフがたくさんあります。どのシーンも一見の価値があるほど印象的で美しく、深く考えさせられる物があります。とても有名なシーンもあるので、もしかしたら、まだこの映画を観たことが無い方もすでに知っているシーンがあるかもしれません。

この映画はキャストへの評価も高く、マチルダ役のナタリー・ポートマンは当時13才でオーディションで選ばれ、この作品が映画初出演だったことは有名な話です。また、謎の組織のボス役、ゲイリー・オールドマンサイコパスな悪役の怪演にも注目です。

チルダの幼いながらもどこか大人びた表情や仕草、年の離れたレオンを思う淡い恋心。レオンの殺し屋ゆえの不器用さやマチルダと出会ってからの気持ちの変化や成長が丁寧に描かれたとても美しい作品です。このような映画には誰しもがハッピーエンドを予想したり求めたりするものですが、この作品はそう簡単ではありません。

人を殺し一線を越えてきたレオンと越えなかったマチルダとの結末の違いに、「人を殺したら何もかも変わってしまう」とマチルダへ言ったレオンの殺し屋なりの愛情や優しさが感じられて、とても作り込まれた考えさせられる映画だと思います。やはり長年、傑作だと評価されているだけの理由がありますね。

 

暇人からの一言

チルダ:「大人になっても人生ってこんなにつらい?」

ただの暇人:「ああ、つらいさ、暇すぎて。」

チルダ:「すてき…」

 

それではまたー。