【予知できるが故の苦悩】ブレイン・ゲーム
ブレイン・ゲーム
連続殺人事件の捜査に行き詰まったFBI捜査官とその相棒は、引退した元同僚で医師のジョン・クランシー博士に助けを求める。卓越した予知能力の持ち主である博士は、渋々捜査に協力するが、捜査の過程で容疑者が自分と同じ予知能力者で、なおかつ自身以上の力があることに気づく……
『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士役で知られるアンソニー・ホプキンスと、『マイノリティ・リポート』や『ロブスター』など数々の話題作に出演するコリン・ファレルが共演し、予知能力を駆使した頭脳戦を展開するサイコスリラー。
スタッフ・キャスト
監督：アフォンソ・ポヤルト
ジョン・クランシー博士：アンソニー・ホプキンス
ジョー・メリウェザー：ジェフリー・ディーン・モーガン
キャサリン・コウルズ：アビー・コーニッシュ
チャールズ・アンブローズ：コリン・ファレル
あらすじ
連続殺人事件の捜査に行き詰まったFBI捜査官のジョー・メリウェザーとその相棒キャサリン・コウルズは、ジョーの元同僚で医師のジョン・クランシー博士に捜査協力を求めることに…。クランシー博士は卓越した予知能力を持っており、その力を駆使してこれまでいくつもの事件を解決していたが、娘が病気で亡くなってからは引退し隠居生活をしていた。そんなクランシー博士は引退を理由に初めは捜査協力を断っていたが、キャサリンが持ってきた捜査資料に目を通して何かの違和感を感じ取り、捜査協力をすることにした。
捜査が進んでいくごとに、どことない違和感を感じていたクランシー博士は、残された物証から徐々に犯人の正体に気づき始める。それは、今回の犯人にも予知能力があり、その力はクランシー博士自身の予知能力すらも凌駕するほどだと…。
自分が捜査に加わったこと自体が、犯人の強力な予知能力により仕組まれていたとしったクランシー博士は、すぐさま捜査協力の辞退を申し出たのだが、その時頭の中で一つの不気味な予知が見えてしまう……
暇人のおすすめポイント
一方が予知した未来で起こる事を先に宣言し、もう一方がそれが実際に起こるのか未来予知して確かめる。そんな新感覚で高次元の頭脳戦に目が離せない！
予知能力者同士の予知を駆使したスリリングな読み合い合戦に心躍らされる裏で、安楽死というとても重々しく難しいテーマについても深く考えさせられるような作品にもなっています。
暇人から一言
この映画を観て、凡人からしたらあこがれの予知能力も、実はいろいろ大変なんだなぁと純粋に思っちゃいました。
未来を予知できる分、いっぱい考えてしまいますよねー。
それではまたー。
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出演：コリン・ファレル
