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【嘘で塗り固められた英雄】フライト

フライト

バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督と『イコライザー』シリーズのデンゼル・ワシントンがタッグを組んだ話題作。

飛行中の旅客機が突然原因不明のトラブルに見舞われ、高度3万フィートから急降下を始めた。絶望的な状況だったが、機長ウィトカーのとっさの判断によって奇跡的に緊急着陸が成功する。多くの人命を救い一夜にして国民的英雄となるウィトカーだったが、その後の調査で血液中からアルコールが検出されてしまう……


「フライト」本予告映像

 

スタッフ・キャスト

監督:ロバート・ゼメキス

ウィップ・ウィトカー:デンゼル・ワシントン

ニコール・マッゲン:ケリー・ライリー

 

あらすじ

雨風の激しいとある日のフロリダ。今日もいつもと変わらず旅客機は搭乗客を乗せて目的地へ向け飛び立っていく。

フロリダ州オーランド発、アトランタ行きの旅客機に搭乗した機長のウィップ・ウィトカーは自他共に認める一流のパイロットだ。その日もウィトカーは、離陸直後のひどい乱気流を難なく乗り越えて見せ、少し寝不足だったためかコックピット内で一眠りしていた。

しばらく飛行を続けていた旅客機だったが、突然大きく揺れ始める。高度3万フィートの上空で原因不明の機械トラブルに襲われたのだ。真っ逆さまに急降下を始める旅客機だったが、ウィトカーのとっさの判断と確かな操縦技術によってなんとか危機をまぬがれ、奇跡的な緊急着陸に成功する。

多くの人命を救い、一夜にして国民的英雄となったウィトカー。しかし、その後の調査で血液中から大量のアルコールとコカインの成分が検出されてしまう。一転、疑惑の眼差しを向けられるウィトカーは、自分の無実を必死に訴え反論するものの、状況一向に好転することは無く、より一層悪い方向へ進んでいってしまう…

友人の助けを借りつつなんとか今の状況から抜けだそうと試行錯誤しもがくウィトカーは、最後に何を思い、どんな言葉を放つのか……?

 

暇人のおすすめポイント

主人公ウィトカーを通して、人間の弱さや脆さ、愚かさを痛感させられ、さらにそれに対抗するための意志の強さが、人間にはみんな平等に備わっているということを教えられます。

嘘に生きることをやめ、自分の罪を認め向き合う選択をしたウィトカーが最後に語る言葉に、あなたもきっと心打たれることでしょう。

序盤の緊急着陸のシーンはハリウッドならではのリアルで緊迫感のある大迫力の映像となっているので必見です。

 

暇人から一言

私は睡眠する際、安全を期してベッドの上で寝ることにしています。

今までずっとこの方法を続けているため、夢の中で急降下したことはありません。

おやすみなさい。

 

それではまたー。